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(1)必要に応じて使う工具 1 鋸 鋸は、枝打ち用の折込式が便利です。 鋸は引く時に刃が喰い込み、押す時は浮き上がりますから、引く時8、押し戻し2ほどの力の割合で切ります。中指、薬指、小指で軽く巻くように持ち、親指と人差指は柄に添えて軽く握りましょう。力の入れ方は、小指が一番で順次弱くなり、親指や人差指はガイドするだけです。▲ 2 剪定鋏 剪定鋏は、太い枝を切る時威力を発揮します。わらび手の花鋏でも、引き回すようにすると太い枝も切れますが、剪定鋏の刃は曲がっていて、切り刃のほうが刃渡りが長く、切り刃はいつでも引き切られる構造です。鋼は拡大すると鋸のようにギザギザになっていて、引き切るとよく切れるのです。 ▲ 3 鋏 葉やその他の材料を切る時に使いますので、市販の紙を切る鋏なら何でもかまいません。 ▲ 4.ワイヤ締め ワイヤを締めるのに使う工具ですが、売ってないので自分で作ります。右Photoのように、1 20cmの杭を買い、2 焼きなました後ペンチで曲げて形を作ります。3 ヤスリなどで刃先を整え、4 最後に焼きを入れて完成です。 ▲ 実際に使うときは、1 輪にしたワイヤを枝にかけ、ワイヤの輪の部分にワイヤ締めを引っかけてから、2 クルクル回して締めていきます。(右Photo1、2) ▲ 5 カッター カッターも葉や茎のカットや樹皮を剥ぐなどに使え、便利な工具です。 6 金槌 金槌は、300g〜450g程度、木製の柄を切り、全長27cmほどにすると使いやすくなります。 ▲ 釘を打つ時は、反対側にあてばんをして、軟かい木の側からその長さの1/3〜1/2ほど相手の木側に入るように打込みます。柄は、鋸と同様、中指、薬指、小指で軽く巻くように持ち、親指と人差指は軽く柄に添えて、槌が左右に振れないようにガイドさせ、軽く握ります。右Photo2ではあてばんにペンチを使っています。 ▲ 7 四つ目錐(先穴用) 虫ピンや釘を使う前に、先穴を空けるのに使います。錐はなるべく短いもので、やはり柄を10cmほどに切っておきます。 ▲ 柄の元を掌の中心に当てて、もじりを使う要領で廻して穴をあけます。 (右Photo1) ▲ (2)花留め(七宝・受け筒・ウォーターピックとフローラルフォームの使い方) 1 七宝 七宝は、剣山よりも見た目が美しくあまり隠さずに使える水盤の花留めです。(右Photo) 鉛で出来た輪に間仕切りしたもので、傾ける花材はそのまま1のように差し込んで留め、もっと立てたい時には、花材の入った口に短く切った枝を押し込みます。(右Photo2)▲ 剣山ほど自由に留められませんが、逆に花茎の柔らかいものや、上の重いものなど、剣山が苦手とする花材で、剣山よりも巧く留められる場合もあります。▲ 2 ウォーターピック・受け筒 上Photo左2つはウォーターピック。花屋さんで買える、樹脂製で蓋の付いた水のホルダーです。花器から花を離したい時など、隠して使います。▲ 上Photo右3つは受け筒と言い、立華などで使う銅板で作った水受けです。一番右はそのまま、中は2つ組んで枝に縛り、フローラルテープを卷いています。その左はただフローラルテープだけ卷いたもの。巧く隠せば上段、下段で重層的ないけばなが作れます。▲ 3 フローラルフォーム(オアシス) フローラルフォーム(オアシス)は、フラワーアレンジメントで使われてきた花留めです。▲ 使い方(Photo右) 1 まず使う器を決めてから、だいたいの大きさをはかって切って置く。2 次ぎに1-2時間ほど水につけてしっかり水を含ませる。3 じゅうぶん水を吸った後花器に入るようにカットして、4 出来上がり。 ▲ アレンジでは(Photo右4)のように、 器から少し上に出るようにセットし、角をカットします。器や花材の使い方が違いますので、盛り上げずに中に入れてもかまいませんが、器にたっぷり盛り合わせたいとか、下に茂らせたい時には、挿し口より上に盛り上げた方が巧くいきます。高さが足りないときは、カットしたものを下に敷きます。▲ (3)ポンプ・水入れ・霧吹きと水揚げ剤 1 ポンプ・水入れ Photo左から、1 ポンプ。花器の水替えように用に使います。2 は細口の花器や入れにくいところの水入れ用、3と4は霧吹きですが、いけたはなに直接霧吹きすることはほとんどありません。かえって花材を傷めることが多いからです。霧吹きするのは空気の感想を防ぐ場合で、直接花材に当てないよう、注意して行います。4 は、いけばな用の特殊な霧吹きで、蓮・睡蓮・こうほねなどの導管に水を入れる時にも使います。▲ 2 水揚げ剤 水揚げ剤は、切り花の鮮度保持(水揚げ・栄養補給・延命など)の目的で使われる薬剤です。切り花が傷む4つの原因に対処し、いける水に溶かして使います。▲ 1 水揚げの促進(タンニン・ポリフェノール浄化など) 2バクテリア繁殖の抑制 3 老化防止(エチレンガスの抑制) 4 開花促進(栄養補給)。 水揚げ剤には、花材・用途を使い分ける生花店用(クリザールなど)と、汎用(PATなど)があります。いずれにしても水揚げ剤の効果は素晴らしいので、ぜひ使って見てください。キッチンハイターなど塩素系食器洗いも、1-2滴で雑菌繁殖抑制に効果があります。▲
1 鋸 鋸は、枝打ち用の折込式が便利です。 鋸は引く時に刃が喰い込み、押す時は浮き上がりますから、引く時8、押し戻し2ほどの力の割合で切ります。中指、薬指、小指で軽く巻くように持ち、親指と人差指は柄に添えて軽く握りましょう。力の入れ方は、小指が一番で順次弱くなり、親指や人差指はガイドするだけです。▲ 2 剪定鋏 剪定鋏は、太い枝を切る時威力を発揮します。わらび手の花鋏でも、引き回すようにすると太い枝も切れますが、剪定鋏の刃は曲がっていて、切り刃のほうが刃渡りが長く、切り刃はいつでも引き切られる構造です。鋼は拡大すると鋸のようにギザギザになっていて、引き切るとよく切れるのです。 ▲ 3 鋏 葉やその他の材料を切る時に使いますので、市販の紙を切る鋏なら何でもかまいません。 ▲ 4.ワイヤ締め ワイヤを締めるのに使う工具ですが、売ってないので自分で作ります。右Photoのように、1 20cmの杭を買い、2 焼きなました後ペンチで曲げて形を作ります。3 ヤスリなどで刃先を整え、4 最後に焼きを入れて完成です。 ▲ 実際に使うときは、1 輪にしたワイヤを枝にかけ、ワイヤの輪の部分にワイヤ締めを引っかけてから、2 クルクル回して締めていきます。(右Photo1、2) ▲ 5 カッター カッターも葉や茎のカットや樹皮を剥ぐなどに使え、便利な工具です。 6 金槌 金槌は、300g〜450g程度、木製の柄を切り、全長27cmほどにすると使いやすくなります。 ▲ 釘を打つ時は、反対側にあてばんをして、軟かい木の側からその長さの1/3〜1/2ほど相手の木側に入るように打込みます。柄は、鋸と同様、中指、薬指、小指で軽く巻くように持ち、親指と人差指は軽く柄に添えて、槌が左右に振れないようにガイドさせ、軽く握ります。右Photo2ではあてばんにペンチを使っています。 ▲ 7 四つ目錐(先穴用) 虫ピンや釘を使う前に、先穴を空けるのに使います。錐はなるべく短いもので、やはり柄を10cmほどに切っておきます。 ▲ 柄の元を掌の中心に当てて、もじりを使う要領で廻して穴をあけます。 (右Photo1) ▲
1 七宝 七宝は、剣山よりも見た目が美しくあまり隠さずに使える水盤の花留めです。(右Photo) 鉛で出来た輪に間仕切りしたもので、傾ける花材はそのまま1のように差し込んで留め、もっと立てたい時には、花材の入った口に短く切った枝を押し込みます。(右Photo2)▲ 剣山ほど自由に留められませんが、逆に花茎の柔らかいものや、上の重いものなど、剣山が苦手とする花材で、剣山よりも巧く留められる場合もあります。▲ 2 ウォーターピック・受け筒 上Photo左2つはウォーターピック。花屋さんで買える、樹脂製で蓋の付いた水のホルダーです。花器から花を離したい時など、隠して使います。▲ 上Photo右3つは受け筒と言い、立華などで使う銅板で作った水受けです。一番右はそのまま、中は2つ組んで枝に縛り、フローラルテープを卷いています。その左はただフローラルテープだけ卷いたもの。巧く隠せば上段、下段で重層的ないけばなが作れます。▲ 3 フローラルフォーム(オアシス) フローラルフォーム(オアシス)は、フラワーアレンジメントで使われてきた花留めです。▲ 使い方(Photo右) 1 まず使う器を決めてから、だいたいの大きさをはかって切って置く。2 次ぎに1-2時間ほど水につけてしっかり水を含ませる。3 じゅうぶん水を吸った後花器に入るようにカットして、4 出来上がり。 ▲ アレンジでは(Photo右4)のように、 器から少し上に出るようにセットし、角をカットします。器や花材の使い方が違いますので、盛り上げずに中に入れてもかまいませんが、器にたっぷり盛り合わせたいとか、下に茂らせたい時には、挿し口より上に盛り上げた方が巧くいきます。高さが足りないときは、カットしたものを下に敷きます。▲
1 ポンプ・水入れ Photo左から、1 ポンプ。花器の水替えように用に使います。2 は細口の花器や入れにくいところの水入れ用、3と4は霧吹きですが、いけたはなに直接霧吹きすることはほとんどありません。かえって花材を傷めることが多いからです。霧吹きするのは空気の感想を防ぐ場合で、直接花材に当てないよう、注意して行います。4 は、いけばな用の特殊な霧吹きで、蓮・睡蓮・こうほねなどの導管に水を入れる時にも使います。▲ 2 水揚げ剤 水揚げ剤は、切り花の鮮度保持(水揚げ・栄養補給・延命など)の目的で使われる薬剤です。切り花が傷む4つの原因に対処し、いける水に溶かして使います。▲ 1 水揚げの促進(タンニン・ポリフェノール浄化など) 2バクテリア繁殖の抑制 3 老化防止(エチレンガスの抑制) 4 開花促進(栄養補給)。 水揚げ剤には、花材・用途を使い分ける生花店用(クリザールなど)と、汎用(PATなど)があります。いずれにしても水揚げ剤の効果は素晴らしいので、ぜひ使って見てください。キッチンハイターなど塩素系食器洗いも、1-2滴で雑菌繁殖抑制に効果があります。▲
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